変形性膝関節症・膝関節骨壊死症
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膝の痛み教室

膝の痛みと膝の水とリウマチは関係するのか

膝の腫れ 膝の水がたまる症状 隠れリウマチに注意!

一度、膝の水を抜いて、ステロイド剤を注入しても、また再発を繰り返すようであれば、リウマチ:RA、痛風、偽痛風などの疾患を考える必要があります。

特に、怪我をしたわけではなく膝に水がたまる場合、さらに女性で両側であれば、リウマチの可能性をいよいよ考えなければなりません。

私はリウマチ専門医なので、膝関節のみに限局したりリウマチなどの多数経験してきていますが、一般の整形外科の医師の場合、リウマチという手を中心に全身の関節が腫れるものというイメージが強いため、どうしても診断が遅れがちです。

私の場合、ねんざなどの外傷なしに膝に水がたまった場合、どんな年齢でも必ずリウマチ因子とCRPだけは調べるようにしています。

このステージでリウマチを発見した場合、関節の損傷が進む前に病気の勢いを消してしまえるので治療上も圧倒的に有利になります。

典型的な変形性関節症:OAとして治療していた方でも、70歳や80歳になっても軽いリウマチを併発していることもよくあります。

リウマチとは

遺伝子が原因とされる深刻なトラブル

変形性膝関節症のほか、代表的なトラブルとして、「リウマチ」があります。

リウマチは、免疫機能の異常により、関節軟骨の表面の滑膜細胞が増殖し、滑膜に炎症を起こす疾患です。

炎症がずっと続くと、軟骨や骨が破壊され、ついには関節を動かせなくなることもあります。

手足の指、手首、足首などから症状が出始め、やがて膝や股関節などにも症状が出ます。

正常な関節とリウマチの関節

関節リウマチは、一般的に手指関節に症状が現れやすいですが、実は、膝だけが炎症を起こすケースも多いのです。

10代や20代でも発症する疾患ですから、特に女性や若年者で「膝に水がたまりやすい」「両膝が痛む」場合には、関節リウマチを疑う必要があります。

関節リウマチの疑いがある場合には、まず血液検査でCRF(C-反応性蛋白)、リウマチ因子RF、抗CCP抗体を測定し、エックス線検査結果や症状など総合して判断します。

はっきりしないときは、MRI検査で、関節炎がないか確認します。

リウマチの原因ははっきりと分かっていませんが、患者さんの8~9割が女性で、遺伝的な要因が約60%といわれています。

ただし、親兄弟がリウマチだからといっても必ずしも遺伝するとはいえません。

リウマチに関係する複数の遺伝子のうち、どの程度遺伝するかで、発症の有無や重症度が左右されるといえます。

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