変形性膝関節症・膝関節骨壊死症
専門医による治療最新情報

膝の痛み教室

膝の痛みと変形性膝関節症の治療

軟骨が減るとなぜ痛いのでしょうか

変形性膝関節症・膝関節の痛みの原因に、骨がむき出しになってガタガタする、骨の中に痛みを感じる神経がある、クッションがなくなる、骨の中の圧が高くなる、水がたまる、関節の中の袋の圧が高くなる、寒い日は痛みが増す、などの要因が関係します。

それなら、軟骨は増やせないのでしょうか

現在の最新医療技術でも無理ですが、近い将来、10-15年後に、技術が確立するかもしれないので期待できます。

それまでは、変形性膝関節症の治療では、軟骨の摩耗が初期の状態であれば、問診と食事療法、サプリメント、運動療法で改善を図ります。

正しい関節注射とは

わたしが関節注射をする場合、汗をかいているひとや前日ふろに入っていない人の場合には、まず石鹸で皮膚のブラッシングをしてもらい、乾いたところでイソジンによる消毒をします。

またイソジンは乾いてからしか滅菌効果を発揮しないのでかわくまで数分間待ってから注射します。

注射するときは必ず滅菌グローブを着用します。

痛みが強い場合には、ケナコルト(少量のステロイド剤)の関節注射(回数制限有り)をします。

水がたまっている場合は炎症があるので、ヒアルロン酸だけでは効果が期待できません。

変形性膝関節症の方で、関節注射や運動療法でも痛みが取れない場合は、人工膝関節手術を勧める場合があります。

エビデンス

―ARTHRITIS & RHEUMATISM Vol.48,No.2,2003 Jean-Pierre Raynauld,Safty and Efficary of Long-Tern Intraarticular Steroid Injections in Osteoarthritis of the Knee
A Randomized,Double-Blind,Placebo-Controlled Trial

手術の場合

変形性膝関節症の手術のなかで、Oxford UKA膝関節手術を専門としています。これは膝関節の関節軟骨の減りが内側のみで、UKA手術適応となります。

UKA手術以外の手術法の場合、信頼できる専門医をご紹介して、手術を受けていただいています。